【出てくる場所】
- オポティキ・ホリデーパーク
- EAST PACK
- OPAC
- オホペ
- ファカタネ
- パックン・セイブ(ファカタネ)
- ウェアハウス(ファカタネ)
- ホット・アンド・コールド
- ハムラナ・スプリングス
就活候補の町を下見
オポティキ
ホリデーパークのキッチンで食事の用意をしていてると、後から人が入ってきました。
少し話すと、同じく仕事探しをしているそうで、この付近だと「EAST PACK」と「OPAC」で募集していると教えてもらう。
「EAST PACK」しか名前を知らなかったのですが、オポティキにおいてはこの2社のどちらかの選択になるほど、有名らしい。
全然知らなかったけど、月曜日に応募書類をもらいに行こう。
1社分可能性が広がって感謝!
翌日。
少し町を散策、といってもかなり小さい町なので、主要な所は20分位で見れてしまいます。
生活に必要なガソリンスタンドやスーパーはとりあえずあって、あとは小さな個人経営のお店がいくつか。
土日のせいか、閉まっているお店も多く、とても静かです。
ファカタネ
そのまま少し離れた「ファカアタネ」の町も見に行きます。
こちらにも仕事があったはず。
ファカタネに入って感じたのは「これは便利そうな町だな」でした。
激安スーパーの「パックンセイブ」やホームセンター系の「ウェアハウス」があり、サーフィンできるポイントもある。
町が全体的に整っていて、オポティキよりも洗練されている感じ。
ホリデーパークもあるけど、ちょっとお値段は高め…。
オポティキののどかな感じも好きだけど、激安スーパーあるし、こっちの方が生活はしやすいかな。
ちゃんとしたサーフポイントもあるし。
具体的なパックハウスの場所を聞いたしオポティキでとりあえずエントリーはするけど、住みやすさはファカタネが上かなぁ…。
オホペ
オポティキのホリデーパークに帰る途中
「オホペ」という場所もサーフィン可能なようなので立ち寄ります。
こちらは、買い物に来るエリアというよりは静かな住宅地。
海も波はないけど、静かで雰囲気がいい場所でした。
ここで1日のんびり過ごすのも悪くないな。
週末で周辺の下見をして、オポティキへ戻りました。
オポティキで就活
オポティキでの就活のおおまかな流れを書いています。
月曜日 応募と面接日設定
まずは「EAST PACK」と数日前にバックパッカーに教えてもらった「OPAC」2社の受付まで行って応募用紙をもらいます。
ちなみに、「OPAC」は地元の小さな企業かと思っていたのですが、「SEEKA」という有名なグループの中の1社でした。
両社とも町の少しはずれにあって、建物もすぐ近く同士。
午前中に応募用紙をもらってまわり、それぞれ記入して、夕方には応募用紙を提出しました。
しかも、両社とも
その場で面接が予約できる
との事で、2日後の午前と午後で設定しました。
まさか面接まで話が進むとは!
そして面接も同じ日に設定できるなんてラッキー!
今までとは違う流れにちょっと期待します。
【EAST PACK】
公式サイトはこちら
【OPAC】
公式サイトはこちら
火曜日 面接準備
今日は面接の準備をします。
まずはネットでざっくり、過去の面接事情や攻略法を調べます。
難しい事はないと思いますが、受かるとは限らないので気は抜けません。
基本的な筆記用具と着ていく服や靴を用意し、汚れやシワが目立たないかチェックします。
キレイめな服があればそれでも良いと思いますが、当時は面接の事をあまり深く考えておらず
スーツかラフな普段着の両極端
となっていたのでスーツ一択でした 笑
準備が済んだら、調べ物の途中にまた応募候補を見つけたのでそちらにも応募しておきます。
場所は以前いたタウランガ方面の「ティ・プーケ」なので遠いですが「KIWI CORRAL」というバックパッカーズ。
こちらは以前泊まった
「Just The Ducks Nuts!」
と似たようなシステムで、住む事と仕事がセットになるシステムのよう。
とにかく、なんでもかんでも応募しまくります。
水曜日 面接本番
EAST PACK とOPAC、両社で面接です。
面接内容は、いつから働けるのか、志望動機は?といった基本的な事と、いくつか質問をされました。
スーツに関しては、とくにおおげさと言われる事も、そんな雰囲気もありませんでした。
木曜日 進展
面接結果がいつ来るか分からないので、ファカタネへも就活しに行きます。
パックハウスを調べて向かおうと思っていると、OPACの面接担当者から電話が!
なんと、次のステップ「ドラッグテスト」を2週間後に行うので、詳しい日程が決まったら電話してくれると事。
日本では基本的に馴染みのないものですが、「ドラッグテスト」とは薬物使用をしていないか確認するテストです。
薬物反応はもちろん問題ないはずなので、これはおそらく通過の見込み。
テストを通過したら実際に働いてもらう流れになります
と、担当者と話していて
ほぼ採用は確定
という感じだったので、面接結果が来ていなかったEAST PACKはキャンセルしました。
嬉しくて涙が!
ニュージーランドに来た頃は
「シーズナルワークでフルーツのピッキングとかやってみたいなー。体験談もいっぱいあるし、すぐ見つかるだろー。」くらいの気持ちでいましたが、職につくのがこんなに大変だと思いませんでした。
やり方が悪いのか、私がダメなのか。
日本にいる間もリゾートバイトをしていたりして、派遣なので登録しておけば新しい職場を見つけるのはそこまで難しくなかった環境にあったので、それに慣れすぎてしまった弊害でしょう。
新規で、しかも外国で。
0から仕事を得ることの大変さを痛感しました。
ほぼ決まったようなかんじとはいえ、具体的に採用通知や勤務日が決まらないと安心ではない…。
まだ周りの誰かに「決まった!」とは明言せずにおいて、2週間後かかってくるというテスト日程の電話を待ちます。
疲れを癒しに温泉へ
ドラッグテストは2週間後なので、10日間ほどは時間が空きます。
ずっとシャワー生活で疲れていて、バスタブで良いから
とにかくお湯に沈んで温まりたい!
少し調べて、まだ行った事がない有名な温泉地「ロトルア」が候補にあがりました。
こちらは高級リゾートなので、ホットタブを普通に利用したらお高い!
それでもお湯に浸かりたいと思い、調べを進めて行くと
「温泉」「無料」のキーワードが。
高級リゾートのロトルアで無料とはどういうことだ
と思ったら、付近の川で一部温泉が湧出している場所があり、その事でした。
以前、ワイラケイで似たような経験をしたので、「野生の温泉」の入り方は知っていました。
どれだけ温まれるか分からないけど、とりあえず行ってみよう。
温泉到着の前に、栄えている町中に先に到着したので、ひととおり観光も済ませます。
北島で2番目の大きさの「ロトルア湖」を眺め、マオリ文化の町ならでは、食文化であるハンギ料理が食べられたり、地熱を利用した「クイラウパーク」や温泉などがあります。
ひととおり観光したら「野生の温泉」へ向かいます。
ロトルアからタウポ方面へ向かって車で30分くらいの所にある「Hot’n’cold」という所です。
こちらもワイラケイの方と同じで、いつも誰かしらいるとの口コミ。
実際、橋の下で人が入っているので、すぐに見つけられました。
他の車と同じように橋の付近に駐車して、降りていくとすぐ温泉です。
湯加減は
う〜ん、ちょっとぬるい!
それでも、長めにお湯に浸るとすこし体がほぐれた感じです。
ちゃんと入り直さなくても、なんかこれで満足かも。
やっぱり私にはお湯に浸かる文化が必要だ、と体に染みついた日本文化を再確認。
体をほぐしたら、透明度が高い事で有名な泉、「ハムラナ・スプリングス」があるそうなので、そちらも見に行ってみました。
泉までは林の中に歩きやすい散策路が整備されていて気持ちいい。
入場料が無ければ毎日のウォーキングに取り入れたい感じの雰囲気です。
泉へ到達すると、水が見たこと無いくらい透明度が高くて感動!
泉もこんこんと湧き出ていて、ずっと見ていられそうな素晴らしい景色でした。
まさに「ロトルアに来たら絶対行っておくべき」なスポットだと思います。
ドラッグテストの電話連絡が来る…はずなんだけど?
面接から10日ほどたった月曜日。
今週にドラッグテストを行うはずなので日程連絡の電話がかかってくる事になっていましたが、今日はまだ連絡なし。
「連絡します」と言って音沙汰無しは割と普通にある事、というのが自分の中でほぼ常識になってきていたのですが、今回は感触が良かっただけにやはり機会は逃したくない。
夕方まで待って連絡が来なかったので、念のためOPACを訪問して聞いてみます。
「今週ドラッグテストと聞いているのですが、電話が来なかったので一応伺いました。もう少し待っておいた方がいいですか?」
すると、すぐに担当者をよんでくれました。
事情を説明すると「あれ?」という感じ。
…もしや連絡忘れてました?
担当者に案内されたのはテレビのある部屋で、薬物使用に関する簡単な問診を行った後、30分程度のお仕事の内容やルールのようなビデオを見せられました。
ビデオが終わると
「はい。今日はこれで終わりです。また連絡しますね。」
ドラッグテストって、もっと検査っぽい事をするのかと想像していたけど問診だけなんだ…?
ワーホリメーカーのドラッグテスト経験を調べてみると、テストが無い所もあるようなので、会社によって色々なのかもしれません。
お仕事決定
翌日、担当者から電話が。
「正式なアプリケーションフォームに記入して欲しいんだけど、いつがいいですか?」
キターーーー‼
正式に「採用」‼(多分)
すぐにオフィスへ行ってアプリケーションフォームに記入。
「それでは、仕事は来週からで、初日はトレーニングです。日程が決まったら電話しますね」
という事で30分程度で終了。
来週から仕事ができる‼
本当にやっとの思い、という表現がぴったり。
長い事引きずっていた重たい気持ちがこの一言でこんなに軽くなるとは。
収入の見込みがあるのって本当にありがたい。
これでやっと、心配してくれていた日本の家族や友達にも連絡ができます。
0から仕事につく事がこんなにも難しい事だったなんて…。
ワーホリで働いてる人はいっぱいいるし、と軽く考えていた自分は甘かったんだな、と実感しました。
お仕事開始までの1週間で済ませた手続き
お仕事が始まるまでの1週間で、長期滞在しやすそうな宿を決め、住所が定まらないと手続きできなかった事務的な事を済ませます。
住むところ
当面住む事にしたのは「アイランドビュー・ホリデーパーク」
町の中心地からは車で5分。
とにかく海が目の前な事が良くて決めました。
どこからでも海がドーンと見えて
何か嫌な事が起こってもこのロケーションがあれば頑張れそう!
海までは特に柵もなく、庭みたいな感覚で行かれます。
共有部分はキッチン、シャワーブース、テレビルームで、数も十分あって混雑しなさそう。
車中泊で泊れるサイトもたくさんあり、バンガロータイプの部屋も完備。
受付のスタッフさんもみんな親切で感じが良く、ここに決めました。
1週間や1ヵ月の長期料金があるので、様子見も兼ねて1週間から契約しました。
公式サイト
滞在中に済ませた事務手続き
周遊中は「住所不定無職」だったので、色々と手続きができずに保留にしていたものを一気に片づけました。
しばらく滞在する住所が決まったら行おうと思っていた申請や変更
- 在留届
3ヵ月以上住所を決めて滞在する場合に提出が必要なので、ネットで住所を申請 - AAに住所申請
車のロードサービスのAA(日本のJAFのようなもの)に新しい住所を申請 - NZトランスポートエージェンシー車のレジストレーション
車の登録住所の変更
お仕事開始までには少し時間がありそうなので、今後の計画を見直ししたりして過ごしました。
特に手続き関係は締め切りが間に合わないと大変な事になる場合もあるので、具体的な手続き方法を調べておきます。
前もって調べておいた事
- ワーホリビザの延長の仕方
- 国際免許と保険の延長の仕方
- IRDでタックスリターンの仕方を調べる
税金関係で必要になる「IRD」
仕事をする上で天引きされた所得税を、最後にタックスリターン(確定申告)で返してもらったり調整したりする手続き方法を確認
現在2月下旬。
3月にはスノーボードで訪れようと思っているスキー場のアーリーバード(前売り券の事で、シーズン前の購入で安くなる)が控えています。
色々とスキー場を渡り歩くのと迷ったのですが、とにかくたくさん滑りたいので、遊べる幅の広めな1ヵ所のスキー場に決めて、シーズンパスを買ってしまう方がお得だと考えています。
普通の滑走もできて、パークも充実している「カードローナ」のスキー場のシーズンパスを第一候補にしていますが、他のスキー場とも比較したい。
事務作業や調べる事もそれなりにあって忙しいですが、先が見えた事で気分的には安定。
そんなある日、またまた事件が起こりました。
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