【出てくる所】
●テ・アナウ~ミルフォード・サウンド
- テ・アナウ湖
- テ・アナウ・バード・サンクチュアリ
- エリントン・バレー
- ミラー・レイクス
- モンキー・クリーク
- ホーマー・トンネル
●ミルフォード・サウンド
- スターリング・フォールズ
- シール・ロック
テ・アナウ
次に訪れたのはテ・アナウ。
ここは、ミルフォード・サウンドやダウトフル・サウンドで有名なフィヨルドランド国立公園への玄関口であり、クルーズやハイキングを通じてフィヨルドの壮大な景観を楽しむことができます。
私の今回の目的も、ミルフォード・サウンドのクルーズです。
船からは野生のイルカなどの動物も見られるかもしれないとのことで、楽しみです!
クルーズを翌日に予約して、今日は町を散策。
小さい町ながら必要な店は揃い、町には貴重な鳥が保護されているテ・アナウ・バード・サンクチュアリもあります。
●テ・アナウ・バード・サンクチュアリ
ここには様々な鳥がいて、固有種のタカヘにも会えました。
【タカヘ】
ニュージーランドの固有種で、鮮やかな青と緑の羽を持つ大型の飛べない鳥。約50年間の間、絶滅したとされていたという特殊な経歴(?)を持つ。
現在は絶滅危惧種ですが、ここで出会うことができます。
町にはテ・アナウ湖という、ニュージーランドで2番目に大きな湖もあり、ここは透明な水と周囲の山々の壮大な景色が魅力です。
動画は早朝の湖。
独特な鳥の鳴き声の中、低い位置に細くのびた雲もきれいに見れ、すがすがしい朝の散歩でした。
他にもテ・アナウにはこんな見どころがあります。
●トレッキングコース
ルートバーン・トラック、ケプラートラックなどの有名なトレッキングルートがあり、アウトドア愛好者にとっては絶好の目的地です。
特にケプラートラックは世界有数のトレッキングコースとして人気があります
●テ・アナウ・グローワーム洞窟
この洞窟は、地下の川と洞窟が広がっており、グロウワーム(土ボタル)の美しい青い光を楽しむことができます。
ボートに乗るガイド付きのツアーが人気です。
ミルフォード・サウンドのクルーズ
翌日、ミルフォード・サウンドへ向かうバスツアーに参加。
テ・アナウの町からバスに乗り、途中いくつかの名所に立ち寄りながら向かいます。
エグリントン・バレー
雄大な草原と山々が広がる谷で、氷河が作り出したU字型の地形が特徴
草原がかなり広くて、谷にいながら開放感を感じるエリアです。
ミラー・レイク
風がない日には湖面に山が鏡のように映り込み、特に静かな時間帯にはその名の通りの美しい光景が楽しめます。
案内板も鏡のような反射が楽しめるように、逆さまに設置されています
モンキー・クリーク
ここには、野生のケアがいて、駐車している車の上に乗ったりと、人を恐れずに近くまできます。
【ケア】
南島特有のオウムで、知能が高く好奇心旺盛
ホーマー・トンネル
1.2 kmにわたるトンネルで、ミルフォード・サウンドの直前にあります。
この時は片側通行になっているようで、信号が変わって向こうからの車が終わるまでしばらく待ちました。
なかなか動かない、と思っていると、待ち時間が電光掲示板に表示されている事に気づきます。
あと2分40秒。
バスの前方には”AVALANCHE AREA NO STOPPING”
「雪崩注意、止まるな」の看板も発見。
春先にはあまりここで待ちたくないかも!
私の参加したツアーは男の人がガイドしながら運転してくれて、聞き取りが難しいながらも楽しくミルフォードサウンドへ到着。
素敵な出会い
ミルフォードまでの道中、同じように一人で参加している女の人がいることに気づきます。
一緒に回るうちに少し仲良くなり、クルーズをご一緒させてもらうことに。
一人で観光するよりもずっと楽しい!!
時間になってクルーズ船に乗り込みます。
天気は霧雨。
冷たい空気の中を船が進みます。
クルーズ舟では、船内アナウンスでガイドが流れ、現在見えている景色や滝の名前を教えてくれます。
滝のすぐ下まで近づいてくれるサービスではしぶきを浴びたり、野生のアシカが岩の上で休んでいる所に出会えたりと貴重な体験も。
また、運良く野生のイルカにもすぐ近くで出会え、船内は大盛り上がり。
ミルフォードサウンド大満喫の、とても貴重な経験となりました。
クルーズの帰り道に一緒になった彼女と話していると、なんと彼女もスノーボードを目的に来ている事が判明。
周遊方向も、目的も一緒なんて運命的ー!!
意気投合して、後日予定しているスノーボードも一緒に行く事になりました!
彼女も車中泊で回っている人で、お互いに車があるので一旦別々になりますが、次の目的地のクイーンズ・タウンで待ち合せます。
こういう風に、偶然出会って急に仲間が増えるのも、ゲームのイベントみたいな感じで楽しい!!
きっと、誰かと一緒に旅していたら、他の人と仲良くなる事ってそこまで多くないと思う。
一人旅の醍醐味‼
お互い英語が完璧ではないので、ビミョーな言い回しだけど大事なところは通じ合う感じも更に特殊で、本当に楽しい!!
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