【でてくる場所】
●カトリンズ・コースト
- ジャックス・ブロウ・ホール
- プラカウヌイ・フォールズ
- キュリオ・ベイ
- スロープ・ポイント
- ワイパパ・ポイント・ライトハウス
●インバーカーギル
- サウスランド博物館
- クイーンズ・パーク
- ブラフ・ステアリングポイント
●コーストライン
- コラック・ベイ
- マクラッケンズ・レスト
カトリンズ・コースト
ダニーデンを出たら、次に目指す大きめの町はインバーカーギル。
散策路などの見どころがいくつもある
カトリンズ・コーストを経由して向かいます。
海沿いを走りたかったので、メインの道路では無くタイレイ・マウスロードを南下。
風がなかなかに強く、天気は晴れときどき雨。
今は晴れていますが、海の上には黒い雲が見えます。
立ち寄ったポイントをまとめて紹介していきます。
ジャックス・ブロウ・ホール
★この先、音が出る動画があります
海からの波が地下の洞窟を通り、巨大な穴から勢いよく水を吹き出している所を見られる場所です。
駐車場からは徒歩約1時間ほどということで、軽い気持ちで進み始めました。
が、前日の雨のせいか、ぬかるんだ路面が延々と続く…。
スニーカーだとぬかるみにギリギリ埋まりそうで、念のために長靴を履いて行ったのですが、これが大正解でした。
途中にある橋を越えて進みます。
行く先に見える海に白波がたっており、波の勢いも強そうな事がうかがえます。
悪路を進み、なんとかたどり着きました。
穴の深さは55メートルで、のぞき込むとなかなかの迫力。
距離がありますが、波が入って来る時のしぶきから、波の強さを感じます。
足元が悪く、所要時間の案内の倍くらい時間がかかって、車へ戻った時にはヘトヘトに。
計画的に行かれる方は
晴れている日がおススメ!
プラカウヌイ・フォールズ
高さ約20メートルの、幅広く3段になって落ちる美しい滝。
滝までは、シダ植物や苔むした樹木が並び、ニュージーランドの豊かな原生林を楽しむことができます。
雨上がりで森の香りがより強く感じられました。
歩きやすく整備された歩道があり、約10分歩くと滝に到着。
キュリオ・ベイ
干潮時に、約1億6千年前の
化石化した森が見られる海岸。
化石の森は世界的にも珍しく、保存状態が非常に良いため、ニュージーランドの重要な自然遺産のひとつとされています。
この日は海の下で見えませんでした…。
また、ここは野生動物の観察スポットとしても有名です。
特に、世界でも数少ないイエローアイドペンギンが生息しており、運が良ければ夕方海から戻ってくる姿を観察することができます。
他にも、ヘクターズドルフィンやアザラシにも会える可能性が。
次回は干潮時に、野生動物との出会いも期待してじっくり訪れたい!
スロープポイント
【南島の最南端】
この辺りは非常に風が強く、風の影響を受けて木が一方向に曲がって成長しています。
また、南島の最南端のポイントという事で「南極まで約4,800キロ」という距離を示す看板があったりと、独特な風景が写真映えするポイントとしても知られています。
駐車場からは私有地の草原を歩いて向かい、約20分ほどの案内の看板が。
今回、とても残念でしたが「ジャックス・ブロウ・ホール」で予想以上に疲れてしまったのと、夕方で雨も降ってきたのでパスします。
ワイパパ・ポイント・ライトハウス
南極海から吹きつける強い風と大海原からの荒波が迫力の灯台。
灯台の周辺は野生生物の観察ポイントとしても知られており、特にアシカが頻繁に見られます。
カトリンズ・コーストは野生動物の観察スポットがとても多い!
インバーカーギル
【最南端の都市】
次にたどり着いたはインバーカーギル。
手入れが行き届いた自然庭園があり、町全体も必要最低限のお店は揃っていて、落ち着きのある雰囲気。
「恐竜の生き残り」のトゥアタラに会える博物館があったり、ニュージーランドの最南端の都市という事もあり南極を身近に感じられる物もよく見かけます。
またこの町は、ニュージーランドの南端にある自然あふれるスチュワート島への玄関口。
自然や南極に興味がある方は特に楽しめるエリアかと思います。
個人的には、しばらく住んでみたいくらい好きな町。
サウスランド博物館
ニュージーランドにしか生息してない「トゥアタラ」を見ることができる大変貴重な博物館。
インバーカーギルに来たなら、忘れずに立ち寄って欲しいイチオシのスポットです。
恐竜の生き残り「トゥアタラ」とは
1.恐竜時代から現在まで生き残っている希少な種で、絶滅危惧種
2.35歳まで成長し続け、平均寿命は60歳。
2024年現在の公式サイトによると、ヘンリー君は
110歳という記載がされており、かなりのご長寿!
この写真はもっと前に撮らせて頂いたものですが、やはり威厳を感じます。
3.分類は爬虫類だが、ヘビやトカゲよりも原始的な種で、進化も早い段階で分岐した模様
4.爬虫類では珍しく、涼しくても活動できる
5.ニュージーランド最大の爬虫類で最大で体長約0.5m体重約1.5キロにもなる
6.年に1度脱皮し、一生の間に体色が変わることも
7.オスは首から背中にかけてトゲの冠を持ち、繁殖の時に使う
恐竜時代からずっと生き続けてきたなんて大先輩も大先輩!
色々と珍しい特徴もあり、トゥアタラにすごく興味がわきました。
個人的には、ニュージーランド全国のミュージアムの中でもここが1番おススメ!
希少なトゥアタラもちろん、他の展示も興味深く、楽しすぎて、2回も行ってしまいました。
公式サイト
https://southlandmuseum.co.nz/tuatara.html
クイーンズ・パーク
町の中心部に大きな公園で、園内にはバラ園や日本庭園なども。
整備された歩道や彫刻などもあり、散策に最適。
地元の方にとっても憩いの場のようで、とても雰囲気の良い公園。
日本庭園には、まさかの石庭が。
日本でもまともに見たことがないのにニュージーランドでご対面。
石の波紋が美しい。
ブラフ
【ニュージーランド最南端の町】
南極など、様々な場所への距離を示した標識が写真映えするステアリング・ポイントや、新鮮なブラフ・オイスター(牡蠣)が有名。
インバーカーギルから車で約30分
有名スポットまでの距離の看板はよく見かけるけど、南極点や赤道までの距離はレア!
東京からも、ずいぶん遠くまで来たんだなぁ。
インバーカーギル周辺のコーストライン
インバーカーギルから次の町へ移動の際に立ち寄ったスポットも少しご紹介。
●コラックベイ
ビーチブレイクのサーフポイントとしても知られます。
●マクラッケンズ・レスト
ブラフのステアリング・ポイント同様の看板が。
風は強いけど、ビーチの向こうに見える山々にも雪が見えて綺麗。
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