㉑タイハペの宿、ウェリントン、南島へのフェリー

ニュージーランド車中泊で縦断の旅

【出てくる場所】

  • ラスティー・ネイル(タイハペ)
  • レビンの町
  • ビーハイブ
  • 国立博物館
  • ロウェナズ・ロッヂ
  • フェリー乗り場

シーズナルワーク無事終了

3ヵ月のお仕事が終了し、少し休息。

連休が1回しか無かったのは地味にキツかった!

でもニュージーランドらしいシーズナルワークが体験できて、出会った人にも恵まれて…。

オポティキに来て本当に良かった。

最後に、お世話になった人や仲良くなった子達とお別れパーティーをして過ごします。

釣ったスナッパー(タイ)をその日のうちにグリルで頂く贅沢

思い出が多くて寂しい気持ちにもなるけど、お次は楽しみにしていたスノーボード天国が待っている!

ウェリントンのフェリー乗り場まで、軽く観光しながら南下します。

タイハペのオシャレなお宿

ウェリントンまでの間、ちょうど真ん中あたりの「タイハペ」で1泊。

町もこぢんまりしていて平和で好きなのですが、とにかくお宿がとても良かった!

「Rusty Nail Backpackers」という所だったのですが、雰囲気が最高。

まず外観がオシャレ。

山の中のロッジみたいな感じです。

内装も木で作ってある感じの自然っぽさがあり、座り心地の良いソファーもあります。

ざっと説明を受けながら中を見て回るとノートがあり

色んな人が旅の記憶やコメントを書き込んでいました。

世界地図の出身国の所にピンを刺せるものも発見。

私も一人の日本人として、足跡を残してみます。

こういう

色んな人の足跡が見れるようなもの好きなのです。

対応してくれた方は一人で運営していたようで、基本的にはほったらかしスタイル

必要なら声をかけると上の階から急いで駆け下りて来てくれます 笑

ベッドルームも広くて快適

室内で特に素敵だと思ったのが「暖炉」

寒いから、とオーナーさんが火を入れてくれます。

本物の暖炉を扱う所を見たのは初めてだったのですごく感動しました!

オーナーさんは

「初めて見るだなんて、おおげさな!そんな事ないでしょ!」

と笑っていましたが

そんな事、普通にあるんですよ!

朝方は氷点下にもなるけど、暖炉って本当にあったかい。

夕方以降は、暖炉の前でパチパチいう音を聞きながらゆっくり過ごしました。

なんだかすごく贅沢な事をしてる気分です。

宿泊は結局私一人だったので、一晩貸し切り状態で過ごし、ゆっくりコーヒーを飲んでから出発。

優雅な1泊となりました。

公式サイト
http://www.rustynailbackpackers.co.nz/

ウェリントンは都会

タイハペを出て、所々トイレ休憩をはさみながらウェリントンを目指します。

「Levin」周辺などでは線路も並走。

ギズボーンを思い出します。

ある所から山道が続き、下り坂を降りていったなと思うと、建物が増えて急に町っぽい雰囲気に。

「あ、そろそろウェリントンに着いたかな」

どこかに車を寄せて現在地を確認しようと思うのですが、交通量が多く

信号に

一方通行

まで出て来て

プチパニック!

この先をとりあえず曲がって..

あ、一方通行で進入禁止!?

止まりたいけど
止まれない!

曲がりたいけど
曲がれない!

あわあわしながら進んでいくと、やっと交通量が少ない所まで来ました。

大通りをそのまま走って町に入ったので、自動的に町の中心を突っ切ってしまったようです 笑

久しぶりに「都会」に出たからなんだかドキドキします。

あぁー
のどかで安全な
オポティキに戻りたい!! 笑

のどかなあの頃…。

やっぱり交通量が多い所は怖いし、安易に道のわきに停めるとお金がかかる。

無料で停められる所をみつけて、やっと現在地の確認です。

今は中心地をすこし外れた所にいる。

そうだ、宿を確保しておこうかな。

相変わらず宿はその日に決めるスタイルなので、今日も安く泊まれる所を探してみます。

都会なのでキャンピンググラウンドはさすがに無いか、と思った時

「ウェリントンで一番安くキャンプできる宿」という、かんばん文句のバックパッカーズを発見。

★現在は上記のかんばん文句は無くなっているようです。

「Rowena’s Lodge」という所で、正直口コミはあまり良くないのが気になりましたが、早速下見に行ってみました。

入り口が奥まっていてよく分からないのですが、路上に停めてなんとかドアらしき所から中をのぞくと、フロントと思しきカウンターがあります。

「CLOSE」の看板が出てる…。

近くにいた人が

「泊まりたいの?スタッフは買い出しに行ってるから、チェックインの時間にならないと戻らないよ」と、教えてくれました。

もしかしたら泊っている人かもしれません。

お礼を言って、町の散策をしてから出直す事にします。

ウェリントンには、首都らしく「Beehive」と呼ばれる蜂の巣のようなドーム型の国会議事堂があったり、国立博物館などもいくつかあります。

映画館もいくつもあり、ショッピングモール飲食店にと、中心のエリアにお店がズラーっと並んでいて、都会的。

スーツケースを引く人も結構見かけます。

翌日はフェリーで南島へ渡るので、フェリー乗り場と料金も念のため確認しておきました。

フェリーに乗る予定の人達の駐車場のようです

北島最後の宿はクセ強め

ひととおり町を散策して、夕飯の買い出しを済ませたら再度宿へ向かいます。

今度はフロントに人がいました。

「こちらに泊まろうかと思っているのですが、どんな感じか見れますか?」

けだるそうなお兄さんが中を案内してくれる事になりましたが、フロントを離れる際に「CLOSE」看板を掲示していきます。

さっきと同様、フロントは一人でやっているようです。

人が多そうなウェリントンでこれは大変そう。

宿の中は必要最低限の設備は揃っていて、生活には困らなそう。

そして「キャンピンググラウンド」というのは

裏口にある外の駐車場

の事でした。

宿への入り口は空けてあるので、共有部分は自由に出入りして使っていいです、という事らしい。

ん?これ大丈夫なの?

「閉めるな」ってドアに書いてあるだけだから、中から鍵締められちゃったら入れなくない?笑

そして、宿が坂に建っているので、駐車場も傾斜がついています。

ここに車を停めるとななめに傾くよね。

そこで寝るとなると、傾斜のついたベッドで寝るような感じだよね。 

…なるほど。

1泊だし、なんかネタになりそうで楽しいので、こちらに泊まる事にしました。

「前払いでチェックアウトとか無いんで、出発はご自由にどうぞ」

終始けだるそうなお兄さん 笑

シャワーとトイレは利用させてもらって、斜めの駐車場に車を停めて一晩過ごしました。

北島最後の寝床は
ナナメだった!

公式サイトはこちら

フェリーで南島へ

翌朝、フェリー乗り場近くで受付時間を待ちます。

このフェリーに乗ったら北島とはお別れ。

キャンプ用品を頂いたり、ローカルさんのサーフキャンプに入れてもらったり、大変だった仕事探しから、良くしてくれたオポティキの人達、そしてシメの斜めベッド 笑

色んな思い出が出来ました。

ここまででも「私のワーホリ楽しかった!大成功!」と思えるけど、旅はまだまだ半分!

ここからも新たな出会いを期待して出発です。

受付時間になったので手続きを済ませ、車を誘導された所へ移動します。

船の真ん中が開いていて、すでに車が敷き詰められて停まっている中に自分も案内されます。

「前の車ギリギリまで寄せて停めて下さい。
目的地に着くまでは車に戻れないので、必要な物は持って出て下さい」

車を停めて準備していると、続々と後ろに車が入って停めていきます。

モタモタしてると、横も入って来て出られなくなっちゃいそう 笑

必要な物をバッグへ入れたら、ずっと一緒だった愛車とはしばしお別れ。

元気でな!また数時間後に!

船のデッキへ出て海を眺めていると

見た事ある女の子が!

オポティキのパックハウス時代に、中国人グループのホームパーティーで知り合った「EAST PACK」で働いていた子でした。

偶然だねー!と盛り上がっている間に船が出発。

船の軌跡の先に見えるくらい小さくなった北島を、それぞれの思いで眺めます。

今後の周遊予定を話しながら過ごしていると、あっという間に南島。

「ドライバーは車に行って出発できる準備をしてください」とアナウンスがあり、彼女とは「元気でね!」と別れました。

駐車場に行くと、なるほど。

車の前後はギチギチに入れてあるけど、乗り込むための歩行スペースは確保してありました。

これならモタモタ支度してても、閉じ込められる事はなさそうです。

車に乗り込んで少しすると、船の揺れ方が落ち着いてきて

ドーーーン。

と振動が1回。

静かに揺れが止まります。

着岸したのが分かりました。

南島に到着だー!

船の前方が開いてまぶしい外が見え、前の車から順番に外へ出ていきます。

道路に行き先が書いてあるので分かりやすかったです

よーし、ここから南島の旅がはじまる!

最後に、今回乗ったフェリーの詳細がこちら

フェリー会社
「inter islander」「BRUE BRIDGE」の2社で運行されています。
今回は自分のスケジュールに合う「inter islander」を利用

料金
車の持ち込みありの値段。
正確な料金はなぜか控えておらず不明なのですが、予約の時期や時間帯によって料金が違って
高くても$250くらいでした。

チケットはオンラインで買えて、車のメーカー・車種、車高などを聞かれました。

乗り方・降り方
料金所のような所でチケットを確認してもらい、あとは指示にしたがうだけなので迷う事はありませんでした。

地面に書かれたレーンに沿って進むと、先で係の人が誘導してくれるので、車を停めて、必要な物を持って乗客エリアへ移動
約3時間半の船旅を楽しみます。

到着時間が近くなると、車へ戻るよう船内放送が流れるので、車へ戻って待機。
扉が開いたら、前の車に続いて外へ出れば到着です。

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